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<写真:Khmer Times>
プノンペン市裁判所は7月2日、麻薬密輸の容疑で逮捕された男女6人に対する公判を開いた。
被告らはラオスとの国境に位置するストゥントレン州から、首都プノンペン市チュロイチャンヴァー区プレックリアップ地区に至るルートで、覚醒剤、ケタミン、ヘロインを含む約200kgの違法薬物を所持・輸送し、国内流通を図ったとされる。
起訴されたのは、首謀者とみられるリ・ブンミン被告(51)およびリ・ミン被告(24)の男性2人に加え、ブン・ナヴィ被告(61)、ブン・マリス被告(51)、スイ・チェンラン被告(25)、ケス・スレイ・ペン被告(26)の女性4人である。
被告らは麻薬法第39条および第40条に定められた麻薬の所持、製造、密輸、輸送の罪、さらに資金洗浄防止法第38条に基づくマネーロンダリングの罪で起訴されており、いずれも有罪となれば終身刑が科される可能性がある。
裁判所の資料によれば、2024年1月24日午前9時30分頃、内務省麻薬取締局の捜査官がチュロイチャンヴァー区内のコンドミニアムを急襲し、6人を現行犯逮捕した。
続けて行われた同地区内4か所のコンドミニアムに対する捜索により、覚醒剤、ケタミン、ヘロインの合計約188kgが押収された。
また、容疑者名義の銀行口座からは現金30万ドル超、自動車3台、コンドミニアム5戸が差し押さえられた。
取り調べの過程で、ブンミン、マリス、チェンラン、ペンの4被告は容疑を認め、刑の軽減を求めた。
一方、残る2人の被告は関与を否定しているとみられる。判決は7月11日に言い渡される予定であり、注目が集まっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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