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<写真:Khmer Times>
カンボジア北東部ストゥントレン州の裁判所は16日、ラオスから密輸されたとされるアヘン樹脂約350kgを運搬・取引した疑いで、タイ人5人、ラオス人1人、中国人2人の計8人を起訴し、拘置所に収監した。
同州の予審判事が発行した逮捕状によれば、起訴されたタイ人はウィッサヌ・サイブート容疑者(55)、ソムサック・セーターオ容疑者(25)、チャルームクン・ウォンヒランイェ容疑者(73)、タナワット・ウォンヒランヤ容疑者(43)、ニチャカン・クエオアングン容疑者(32)の5人である。
加えて、ラオス人のトン・トー容疑者(30)、中国人のシエ・ジエ容疑者(38)、ペイ・フェン容疑者(35)も起訴された。
ストゥントレン州警察麻薬対策課のチム・サブット副課長によれば、容疑者のうちタイ人6人とラオス人1人は、3月11日に同州サマッキ地区において、ラオスから車2台で越境した際に内務省麻薬対策局および州警察により逮捕された。
現場ではアヘン樹脂入りの大袋5袋(総重量350キログラム超)が押収され、併せて車両2台、携帯電話6台、旅券6冊も押収された。
その後、容疑者の供述をもとに捜査が拡大され、内務省中央司法局と麻薬対策局が連携して12日にプレアシアヌーク州シアヌークビルのベイ地区にて中国人2人を逮捕した。
ここでも車両2台、携帯電話2台、旅券が押収された。
チム副課長によれば、容疑者らは押収されたアヘン樹脂をシアヌークビルにて合成麻薬の製造に使用する計画であったと供述しているという。
8人の容疑者は現在、裁判を待つためストゥントレン州刑務所に収監されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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