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<6月にシアヌークビルで建物が倒壊し、28人が死亡したことを受けたことによる措置だ。(KT /Pann Rachana)>
カンボジア政府は違法開発の抑制を強化するため、カンボジア国内の都市に無許可で建設された建物に対し、水の供給を止める可能性を示唆した。
6月22日、プレアシアヌーク州のシアヌークビルで建設中の7階建ての建物が崩壊し、28人が死亡、26人が負傷した事故を受け、政府は違法な建設現場を厳しく取り締まっている。また当局によると、事故当時、建物所有者に工事の許可が下りていなかったという。
4日に発行された指導書内で、Cham Prasidh工業手工芸大臣は、建設現場への水の供給には必要な書類を提出しなければならないと述べた。
Prasidh大臣は、市民の命、財産と安全を確保するため、許可のない建設を取り締まる必要があると述べた。
同氏は、今回の取り締まりは、現在建設中または建設予定の工場やホテルなど、さまざな商業建設プロジェクトにも適用されると付け加えた。
「建設現場に水を引く場合は、省、関連当局、または地方行政からの許可が下りた場合にのみ可能になる。必要に応じて、建物の所有者は自治体および地方の土地管理部門の役人に追加の証明書発行を依頼する必要がある」と同氏は語った。
6日、工業手工芸省広報担当のOum Sotha氏からのコメントは得られなかった。
6日、プノンペン水道局(PPWSA)のChe Visoth副局長は、指令書をまだ受け取っていないと述べたが、PPWSAは同措置を実施する予定だ。
「指令書は少し遅れて送られた可能性がある。Facebookで共有するほど速くはない。しかし、PPWSAからの指令書を受けとった後、審議会を開催する予定だ」とVisoth副局長は語った。
6日、市営産業手工芸部門のNeth Mony Ponnaka部長は、7月、Chroy ChangvaとPrek Pnov地区の2つの民間給水業者に対し、許可が下りていない建設現場への給水を停止するよう伝えられた述べた。
「同指令書は、土地管理部や他の関係局に対し、違法な建設現場を直ちに報告することを確実にするための省からの通知だ。 発見され次第、すぐに水の供給停止に協力する」Mony Ponnaka部長は述べた。
「しかし、まだ違法建設された建物の事例を特定出来ていないため、これまでのところ水の供給を止めていない」と同氏は加えた。
また、閣僚評議会は、省庁およびその他の政府機関に、許可のない建設現場への電力供給も一時停止するよう要求した。
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