農園従業員、野生のキノコで食中毒

 農園従業員、野生のキノコで食中毒
2019年09月03日 00時00分 公開
 農園従業員、野生のキノコで食中毒

シェムリアップ州のゴム農園の従業員、約20人が職場の近くで採取した野生のキノコを口にした後、病院に搬送されたという。

 
2日、Svay Loeu地区警察のSun Eng署長は、事件は8月31日夜にBoeng Mealea自治区のTorb Chey村で発生したと述べた。


Eng署長は、労働者19人がキノコを調理して口した後、食中毒になったと続けた。


「事件の前、調理するために農園の近くの森に自生していた多種類のキノコを集めたという。口にした後、突然かゆみ、下痢、嘔吐の症状が現れた」とEng署長は語る。


Eng署長によると、症状が出ていた従業員はChi Kraeng地区のKhvav自治区の医療センターに搬送されたという。


Eng署長は野生のキノコと種類不明の植物を口にすることは危険であり、死に至る可能性もあると同氏は指摘した。


5月、1人が野生のキノコを食べた後、プレアシアヌーク州の病院で死亡した。 死亡した人には重度の中毒症状があった。


4月、カンボジア保健省は住民に食品を口にする前に2度考え、衛生を考慮するように促す声明を発表した。


Mam Bun Heng保健大臣は声明の中で、非衛生的な食品を食べたり、規格なしで生産された米酒を口にするべきではないと述べた。


「すべての人々に対策実施を奨励したいと考えている。注意し、衛生状態を維持して欲しい。問題を回避するために、自分自身と家族を保護してもらいたい」とHeng保健大臣は語った。


同省によると今年の1月〜3月で、6件の食中毒事件が発生し、245人が中毒症状を訴え、2人が死亡したという。


昨年、19件の食中毒事件で852人が発症し、13人が死亡した。 米酒では206人が食中毒を発症し、12人が死亡したという。

出典:KHMER TIMES

 

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