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<4日、賃金未払いに対して抗議するホテル従業員の様子(写真提供:KT/Siv Channa)>
4日、ザ グレート デューク プノンペンの従業員100名以上が再度、未払いの賃金要求のため抗議を行ったという。
抗議運動のリーダーであり、同ホテル従業員のToch Kosal氏はホテル側はいまだに賃金支払い遅延を起こすため6月から数えて5回目の抗議運動だと述べた。
「抗議活動を行うと、賃金を支払うが静かにしているとホテル側は我々を無視する。我々は10月分の給料をもらえていない。ホテル側はいつ支払うのか我々に情報を与えてくれない」と同氏は語った。
6月から継続して賃金支払い遅延は発生していると従業員は述べた。
「ホテル側が従業員に支払えないのであれば、ホテルを売却して従業員い未払いの賃金を支払うべきだ」と述べた。
「抗議をしている従業員の多くは10年近くホテルに勤めているため精神的に不安を抱えている。勤続年数も長いため給与も大きい。ホテルが継続して営業できないのであれば、閉鎖して我々に給与を払ってほしい」と同氏は続けた。
「ほとんどの従業員の給与は100ドル(約1万1000円)以下だ。ホテル側が支払う額としては少額だ。ホテル側が従業員を下に見ているとしか思えない」
賃金がもらえないのであれば、プノンペン庁舎に訴えて調停してもらう予定だ。
ホテル人事部のマネージャーであるChea Bun Thon氏からはコメントを得られなかった。
4日、ホテル側は未払いの賃金を支払い、新しい仕事を探すのがベストだと抗議に参加したSam Bo氏は述べた。
「賃金未払いは我々の生活に直結するため、ホテル側には賃金と長期雇用手当を支払って欲しい。そうすれば我々は別の仕事をすぐに探す」と同氏は語った。
未払いの賃金を払わせるために一度だけ政府は過去に介入したことがある。
9月、労働職業訓練省・ストライキおよびデモ緩和委員会のTes Rokaphal副委員長はホテル側と従業員側の交渉を円滑にするため同省職員を派遣したと述べた。
「ホテルオーナーと従業員の双方と会話し、従業員に賃金を支払いを命じた」と同氏は語った。
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