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2月16日、カンボジアとの国境に面するベトナムのロンアン省のLe Trong Tinh中佐は新型コロナウイルス対策として、カンボジアへの渡航自粛を喚起し、両国間の陸路の国境での検査を設けると発表した。
空路での入国の場合の検査については言及されていない。
今回、ベトナム政府が渡航自粛を喚起し、国境での検査実施を発表した背景にはのは、カンボジアの新型コロナウイルスに対する対策が甘いことがあるとみられている。
カンボジアでは以前、オンラインギャンブルが禁止となったことから中国人の数は減少しているが、依然として中国とのフライトが通常通り運行されるなど渡航制限は行われていない。
最近では、カンボジア政府が新型コロナウイルスへの感染はないとしていたクルーズ船「ウエステルダム」の乗客が下船後にクアラルンプールで感染が確認され、世界から批判の声が上がっている。
現在、カンボジアでは、公共の場所に行く人の約10%がマスクを着用しているとされているが、カンボジア・ベトナム総協会の会長はこれを「新型コロナウイルスの予防ではなく、これまで習慣としてつけていた人の割り合いだ」との見解を述べている。
また、同会長はカンボジア政府は新型コロナウイルスを深刻に考えていないとも指摘している。マスクを着用せずに海外の要人と面会する首相の姿は国民の心理に影響を与えており、カンボジアの人々は新型コロナウイルスに危機感を抱いていないと主張した。
一方、カンボジア王国陸軍の国境外交局長であるシー・ソカ大佐はベトナム側が国境を越えてくる外国人の健康診断を厳格に行っているおかげでカンボジアもコロナウイルス対策がしやすいと述べている。
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