タイへ不法入国、カンボジア人6人とタイ人ブローカーを逮捕

＜写真：Khmer Times＞

タイ・サケーオ県との国境沿いに駐留しているカンボジア当局によると、タイに不法入国をしたとしてカンボジア人労働者6人と、タイ人のブローカー1人がタイ当局により逮捕されたという。

カンボジア当局は、逮捕されたカンボジア人労働者を送還するよう要請したものの、タイ側はこれに応じていない。

タイ当局は、この事件について刑事事件として立件する方針。

今回の不法入国が確認されたのは5月12日午後3時頃。

バンテイメンチェイ州Thmor Puok地区のTbeng寺の向かい側にあるタイ・サケーオ県Tapraya地区のSoun Sam村にカンボジア人労働者6人が不法入国したところをタイの警察が発見したという。

このことについて、カンボジア当局はタイに不法入国をしたのはシェムリアップ州居住の労働者5人とバンテイメンチェイ州居住の労働者1人であることを確認している。

その後、タイ当局は、不法入国のブローカーを発見し、労働者6人とブローカー1人の計7人を逮捕し、起訴する方針を示している。

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