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<写真:Khmer Times>
カンボジア政府は12〜17歳の子供を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種をするため、中国からワクチン500万回分を購入したという。
新型コロナのワクチン接種が進むカンボジアでは、今年中に目標とする18歳以上の大人1000万人へのワクチン接種を終えることから、学校再開前に12歳以上の子供へのワクチン接種を計画していた。
22日、保健省のYork Sambath報道官は、プノンペン国際空港で政府購入のシノファーム製ワクチン100万回分を受け取った。
その際、Sambath報道官は子供へのワクチン接種を行う方針であることを明かし、シノバック製ワクチン500万回分を注文したと述べた。
うち300万回分は8月、残りの200万回分は9月に到着する予定だという。
子供向けのワクチン接種は、プノンペンとカンダル州で優先的に行われ、優先順位や状況に応じてシアヌークビル州やその他の州の順番で行われるという。
新型コロナウイルスのワクチンについては、23日、カンボジアはコバックスを通じて日本が供与したワクチン33万2000回分を受け取る方針。
また、近いうちにコバックスを通じてジョンソン&ジョンソン製のワクチン100万回を受け取るという。
世界保健機関(WHO)は、シノバック製ワクチンについて18歳以上への接種を推奨している。
一方で、中国政府は6月、同ワクチンの緊急使用の対象年齢を3歳まで引き下げることを承認。
シノバック社CEOの尹衛東氏は、中国中央テレビで3歳から17歳の数百人を対象にフェーズ1、2の臨床試験を終え、成人と同様に安全で効果があるという事実を立証し緊急使用の承認を受けたと話していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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