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<写真:Khmer Times>
フンセン首相は、60歳以上の閣僚を引き継ぐため、若手議員を登用させたカンボジア人民党の政治体制を構成しているという。
若手議員の登用は内閣改造の一環であり、今月後半に予定されているCPP中央委員会の議会では、次期首相候補を決定すると見られている。
フンセン首相は9日にカンダル州の新プノンペン国際空港の視察をした際に、今後の政治体制について明らかにし、CPPはすでに新しい閣僚のリストを作成していると述べた。
また、自身が党首を務めるCPPのSay Chhum副党首やサーケン内務大臣、Tea Banh国防大臣などの上級幹部からも承認を得ていると話した。
フンセン首相によると、新しい閣僚のリストに記載されている約半数は博士号、残りは修士号を取得しており、全員が60歳未満だという。
フンセン首相は、新しい閣僚リストについて、2023年ではなく今後のためだとし、24日にCPPが党の中央委員会の会議を開催し、首相の地位を後継する候補者に投票してリストを承認する予定だと述べた。
フンセン首相は、引き続きCPPが権力を握り、他の政党は打ち負かすことはできないと確信しているとして自信を見せた。
CPPのSok Eysan報道官は、新しいリストに載っている閣僚はCPPの幹部や議員の子供で、将来上級幹部の地位を後継するエリートだと述べた。
候補に挙がっている官僚らは、学位や職歴、明確な政治的ビジョンがあると話し、目標達成のために尽力すると話した。
2022年1月で首相に就任してから37年を迎えるフンセン首相は、首相を退かない意向を示していたものの、今月2日に自身の長男で陸軍司令官を務めるフン・マネット氏を後継首相に指名すると表明していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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