カンボジア、2021年の観光収入は前年比82%減少

カンボジア、2021年の観光収入は前年比82%減少
2022年02月23日 15時05分 公開
カンボジア、2021年の観光収入は前年比82%減少

<写真:The Phnom Penh Post>

 

カンボジア観光省によると、2021年にカンボジアを訪れた外国人観光客からの観光収入は、前年比82%減の1億8400万ドル(約211億円)だったという。

プノンペンポスト(電子版)が報じた。

 

観光省によると、新型コロナウイルス発生前の2019年、観光収入は過去最高の49億1900万(約5659億円)を記録しており、2018年から12.4%増加していた。

カンボジアを訪れた外国人観光客の数については、2019年(661万592人)と比較すると、2021年に96%(19万6495人)、2020年に97%(130万6143人)減少している。

 

カンボジア旅行代理店協会(CATA)のHo Vandy氏は21日、プノンペンポストに対して過去2年間で新型コロナウイルスの影響により観光業者の70%以上が事業を閉鎖したと述べた。

一方で、タイやベトナムなどの周辺諸国で新型コロナウイルス対策が緩和されれば、カンボジアへの旅行者も増加すると期待を示した。

 

国内観光客による2021年の観光収入については、前年の4億ドル(約460億3040万円)から42.2%減の2億3000万ドル(約264億6700万円)だったという。

カンボジアでは、新型コロナウイルスによる影響を緩和するため、首都プノンペンを含む一部地域で観光業と航空産業に対する免税措置を6月まで実施するとしている。

 

 

 

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