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<写真:Khmer Times>
5日、カンボジアで来年に予定されている下院選の前哨戦となる地方評議会の投開票が行われ、暫定集計によると与党が圧勝する見通しだ。
選挙は政党名を選ぶ比例代表制で行われ、フンセン首相が率いる与党・カンボジア人民党の暫定集計によれば、9割を超える評議会で同党が最も多くの票を集めた。
2017年に行われた前回の地方選挙では、フンセン首相の長期政権に対する不満などから政権交代を訴えた当時の最大野党・カンボジア救国党が健闘し、地方自治体全体の3割で最多票を獲得していた。
しかし、同党はその後、フンセン政権による党首の逮捕や締め付けにより、解体に追い込まれ力を失った。
また、4月にはラジオ・フリー・アジア(RFA)が、カンボジア当局が地方選挙に向け、与党に対抗する野党グループのメンバーに対して締め付けを行っていると報じていた。
公式の選挙結果は、今月下旬に選挙管理委員会が発表する予定だという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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