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<写真:Khmer Times>
来月、旧野党カンボジア救国党(CNRP)の副党首らがカンボジアへ帰国することについて、カンボジア人民党(CPP)は、政治的和解のための交渉の余地はないとした。クメールタイムズ(電子版)が伝えた。
カンボジア救国党の副党首をはじめとする党員らは2020年1月14日と2020年3月4日にプノンペン市裁判所で開かれる行われる裁判の審理に出席するため亡命中の外国から帰国する方針だ。
救国党のMu Sochua副党首は、1月4日の帰国の目的は人民党と政治的和解をすることだとしている。
Sochua副党首が政治的和解を求めている一方、救国党の創設者であるサム・レンシー氏は「悪逆無道な政権」を排除するため、近いうちに帰国すると述べている。
法務省のChin Malin報道官は16日、犯罪を犯した政治家は交渉ではなく、法に基づいて処されるべきだと話した。
プノンペン市裁判所は、1月14日と3月4日の2回に渡って行われる裁判の審理のため100人以上の元野党議員や活動家を召喚している。
元野党の党員らは、政府転覆の計画と扇動の罪に問われており、刑法453条と494条に基づいて処される見込み。有罪となれば10年以下の禁固刑が科されるという。
この召喚はサム・レンシー元党首や、同元党首の妻、元副党首などにも宛てられているという。
しかし、サム・レンシー元党首は来年1月に帰国する予定の党員には入っていないと話している。
14日に行われたテレビ演説でフンセン首相は、元野党議員に交渉の余地はないと述べている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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