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<写真:The Phnom Penh Post>
6月29日に行われた会議で、カンボジアとモンゴルは二国間の貿易・投資関係を強化するための覚書の締結を検討していることが明らかになった。
プノンペンポスト(電子版)が報じた。
この覚書はモンゴルの民間部門がカンボジアの農業部門やその他の重要品目の市場需要に応えるための可能性を見いだすことも期待されている。
同会議は商業省のReach Ra氏と、新たにカンボジア大使に任命されたJamsran Byambasuren氏によって開催された。
Ra氏は、カンボジア政府が競争法、投資法、消費者保護法などの改革や、新しい法律の公布といったビジネスと投資環境の改善を行い、RCEP(地域包括的経済連携)や中国、韓国との二国間貿易協定締結の交渉を通じて、輸出市場の多様化に努めてきたことを挙げ、「カンボジアは地域の経済統合に貢献する重要な役割を担っている」と述べた。
また、こうした取り組みと同様に、カンボジアとモンゴルの二国間貿易を強化する機会と可能性を引き出すためには、次のステップとして経済協力の枠組みや覚書の締結の可能性を検討する必要があるとした。
Ra氏はJamsran Byambasuren氏に対して、両国の貿易・経済協力を深めることを目的とした、カンボジア商業省とモンゴル外務省首脳による追加会談や相互報恩の実施を提案した。
2020年9月、Ra氏は経済財務省、農林水産省、労働・職業訓練省、カンボジア開発評議会の関係者で構成された省庁間グループを率いてモンゴルを訪れ、FTAの確立を検討していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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