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<写真:Khmer Times>
カンボジアと中国は13日、プノンペンでメコン・ランカン川(瀾滄江)開発協力(MLC)特別基金2022の協力プロジェクトに関する協定に調印した。
同日朝、外務国際協力省にてプラク・ソコン副首相兼外務国際協力大臣と王文天駐カンボジア中華人民共和国大使の間で調印式が行われ、プロジェクト実施機関・団体の代表者らも参加した。
外務国際協力省のプレスリリースによると、このMLC特別基金により、カンボジアで13のプロジェクトが支援され、433万5900ドル(約5億8400万円)の資金が付与される予定だ。
同省によると、支援されるプロジェクトは主に、情報技術(IT)、農村開発、観光、環境、フェイクニュース対策、出入国管理、研究、航空、遺産保護などの分野に関連する活動である。
ソコン副首相兼外務国際協力大臣は、「これらの新しいプロジェクトは、農村開発、水資源、農業、環境、能力開発、文化遺産の分野におけるカンボジアの開発ニーズへの対応にさらに貢献するだろう。」と述べた。
また、平和、繁栄、持続可能な開発の未来を共有し、よりオープンで包括的なコミュニティ構築のため、中国および全てのメコン諸国と緊密に協力し、メコン・ランカンの協力関係をさらに高めていくことを確認した。
MLC協力は、メコン川とランカン川の河岸諸国間の協力のために2016年に設立された多国間プラットフォームである。
このMLC特別基金を通じて、カンボジアは80の具体的なプロジェクトの恩恵を受けており、経済・社会開発を通じて国民の生活に多大なプラスの影響を与えるとともに、地域全体の人々の生活向上に寄与している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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