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<写真:Unsplash>
カンボジア政府は2030年までに二酸化炭素排出量を42%削減する目標を掲げ、そのために国家予算を3倍にする計画を立てている。
6日にロシアが開催した環境政策と持続可能な開発に関する国際政党間会議において、フンセン首相はカンボジア人民党(CPP)が主導する環境保護活動に同国が参加することを確認した。
同会議でフンセン首相は、カンボジアが2030年までに排出量を42%削減する目標を掲げ、世界的な気候変動危機の解決に貢献するためのカンボジア政府の取り組みを強調した。
この危機に対処するためにカンボジア政府が国家予算を3倍にするという計画も明らかにしている。
また、同国はグリーン開発と気候変動の緩和をパンデミック後の経済回復力を確保するための重要な要素としており、新しい投資法はグリーンエネルギーやグリーン経済、環境保護への投資を促進することになるという。
カンボジア青年ネットワーク(CYN)のHeng Kimhong氏は、排出量削減に関する政府の公約は良い政策の枠組みであると評価する一方で、現状のカンボジアが自動車の排出ガスを中心とした化石燃料の使用で多くの炭素を排出していることを指摘するとともに目標期限の短さに懸念を示した。
カンボジア政府は石炭火力発電所やメコン川沿いの水力発電所の新規開発停止といった気候変動に対する取り組み・配慮を行ってきたが、同氏は森林の保全や廃棄物管理、農業・農産業における化学物質管理などにカンボジア政府がより注力することを要望している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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