カンボジア環境省、空気汚染の抑制・改善策を実施へ

カンボジア環境省は24日、同国の空気質が悪化しているのを受け、空気汚染を抑制・改善するための対策を発表した。

環境省が発表した声明によると、国内全土に設置されたPM10とPM2.5の観測機器から、国内の空気質が悪化していることが明らかになったという。

「空気質を改善するため、環境省は地方政府や国内の環境局に対して、森林火災や公共の場所やゴミ捨て場におけるゴミ焼却と固形廃棄物焼却を防止する対策をとるように求める。また、建設現場やインフラ整備現場、道路などでの埃を抑制するための対策も取らなくてはならない。」と環境省の発表した声明には記されていた。

また、声明では、ゴミや固形廃棄物、農業廃棄物、化学廃棄物などを燃やさないように呼びかけられた。

専門家によると、空気汚染の70%は自動車燃料が原因で、20％が建設現場の埃、10％がゴミ焼却などのその他によるものだという。

環境省は今月17日に、PM2.5の大気中濃度が、60マイクログラムに上昇していると発表していた。

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