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<写真:Khmer Times>
1日、シェムリアップ州にカンボジア初となる水族館・動物園の複合施設「アンコールワイルドライフ&アクアリウム(Angkor Wildlife and Aquarium)」が開園した。
同施設には約100ヘクタールの敷地に数百種類の淡水魚や海水魚、野生動物や鳥類などが展示されている。
開園初日は500人以上の国内外の観光客がSoutr Nikum地区Kboun村にある同施設へ訪れた。
同施設には淡水・海水水族館の2つがあり、淡水水族館には絶滅の危機に瀕しているシャムタイガーフィッシュや体重300kg以上のジャイアントパンガシウス、体長3mのメコンオオナマズ、巨大淡水アカエイ、メコンフェザーバック、マーブルドウィップレイなどの淡水生物が展示されている。
もう1つの海水水族館ではネムリブカやオオメジロザメ、マダラトビエイといったタイ湾に生息する多くの種類の生物を見ることが可能となっている。
動物園にはトラやクマ、ワニなどの動物の展示、水上家屋、バタフライガーデンなどが用意されている。
同施設のゼネラルマネージャーであるBenoit Sancloes氏によると、2020年の新型コロナウイルス大流行が作業進捗に大きな影響を与え、アトラクションの建設に2年を要したという。
同施設建設は環境保護とシェムリアップ州を中心としたカンボジア社会経済の成長向上という2つが目的となっている。
また、同水族館にはカンボジアの絶滅危惧種の1部が展示されており、同施設の運営を通し、人々に同国に生息する絶滅危惧種について知ってもらうことも目的としている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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