おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
11日、カンボジア政府が行う障がいを持つ貧困層を対象とした財政支援プログラムの支援金を横領した疑いで、政府高官がプノンペン裁判所に起訴された。
裁判資料によると、社会問題・退役軍人・青少年更正省傘下の財務供給局副局長であるLay Samnang(52)被告は、2020年〜2022年の新型コロナウイルス流行期に15億リエル(約34808万円)を横領した疑いが持たれている。
同被告は刑法第597条および第598条の「不法な利益の詐取」、資金洗浄対策及びテロリズムに対する資金供与との戦いに関する法律第38条の「資金洗浄」、反汚職法第32条の「汚職罪」で起訴され、有罪判決が下された場合には5年〜10年の禁錮刑となる。
プノンペン都憲兵隊のDuong Piseth氏によると、被告はプノンペン市裁判所検察官が発行した逮捕状により、10日に反汚職ユニット(ACU)により逮捕された。
カンボジア政府はパンデミック時に経済財務省を通じて社会問題・退役軍人・青少年更正省に障がいを持つ貧困層を支援するための支援金として数百万リエルを割り当てたという。
被告は2020年〜2022年の間に支援金の受け取りと振り込みを担当し、国家予算から15億リエル(約3808万円)を横領したとされている。
横領は社会問題・退役軍人・青少年更正省が昨年12月に行った監査で発覚したという。
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。