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<写真:Khmer Times>
カンボジア商業省が17日に発表した報告書によると、昨年のカンボジアと地域的な包括的経済連携(RCEP)協定加盟国の貿易額は、前年比4%増の310億ドル(約4兆426億円)に達した。
2022年のカンボジアからRCEP協定加盟国への輸出額は、7%増の63億4000万ドル(約8280億7057万円)、輸入額は3%増の246億8000万ドル(約3兆2235億円)であった。
RCEP協定加盟国の中では中国がカンボジア最大の貿易相手国であり、次いでベトナム、タイ、シンガポール、日本が続いた。
商業省のPenn Sovicheat報道官によると、カンボジアを含む国々が新型コロナウイルスの大流行から回復したばかりであり、カンボジアとRCEP加盟国との貿易成長は緩やかなものであった。
カンボジアはRCEP協定が同国の長期的かつ持続可能な貿易成長の触媒となり、多くの海外直接投資を誘致する原動力となること、2023年以降に高い成長を遂げることを期待する。
また、RCEP協定は同国が2028年までに後発開発途上国から脱却し、2030年に上位中所得国、2050年に高所得国になるという目標達成へ貢献することも期待されている。
プノンペンのベルティ国際大学主任教授であるJoseph Matthews氏によると、RCEP協定は全ての加盟国に互恵的な協力と相互利益をもたらしてきた。
RCEP協定は貿易の自由な流れを促進しただけでなく、地域産業とサプライチェーンの統合を促進しており、外国企業の誘致・拡大に貢献するという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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