カンボジアの対EU輸出、2022年は前年比25%増の40億ドル超

カンボジアの対EU輸出、2022年は前年比25%増の40億ドル超
2023年02月10日 15時21分 公開
カンボジアの対EU輸出、2022年は前年比25%増の40億ドル超

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア商業省によると、昨年の同国の対欧州連合(EU)輸出額は、前年の32億2900万ドル(約4247億2652万円)から25%以上増加し、40億4500万ドル(約5320億5908万円)を記録した。

 

また、EUからカンボジアへの輸入額は前年の9億6100万ドル(約1264億3588万円)から約16%減少し、8億1200万ドル(約1068億3240万円)となり、カンボジアとEUの貿易総額は前年の41億9000万ドル(約5511億232万円)から15.9%増加し、48億5700万ドル(6388億3150万円)に達している。

 

カンボジアの対EU貿易黒字は2021年の22億7000万ドル(約2987億1270万円)から32億3000万ドル(約4250億4216万円)に拡大した。

 

関税消費税総局(GDCE)によると、昨年のカンボジア対EUにおける最大の輸入相手国はドイツ(前年比19.28%増)であり、次いでベルギー(32.29%増)、オランダ(26.1%増)、フランス(25.92%増)、スペイン(38.66%増)と続いた。

 

また、最大の輸出国もドイツ(23.03%増)であり、次いでベルギー(26.34%増)、オランダ(25.21%増)、スペイン(39.05%増)、フランス(27.89%増)と続いている。

 

ドイツとベルギー、オランダ、フランス、スペインが、カンボジアとEUにおける貿易総額の約74.6%、対EU輸出額の約78.5%を占めた。

 

カンボジア王立アカデミーの国際経済学部長であるHong Vanak氏によると、EUはカンボジアからの輸入品に適用する恩恵制度(EBA)を一部撤廃したが、衣料品や靴、鞄、自転車などの輸出品目はプラス成長を維持している。

 

 

 

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