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<写真:The Phnom Penh Post>
カンボジア系コングロマリットの「オーバーシーズ・カンボジア・インベストメント(OCIC)」とタイ系小売最大手の「ビッグC(BIG C)」は、プノンペン・チュロイチョンバー区におけるハイパーマーケット開発に向けた戦略的パートナーシップ協定を締結した。
4月22日には、カンボジアの投資会社であるカナディアグループのCharles Vann取締役副社長やCarolyne Pung副会長、OCICのLim Lychin取締役、BIG C最高執行責任者のGary Hardy氏、Charun Chasawat副社長らが出席し、覚書調印式が行われた。
BIG Cはポイペトでハイパーマーケットを開業しており、チュロイチョンバー区の店舗は国内で2店舗目となる。
また、同チェーンはハイパーマーケットの他にプノンペンやカンポット州で小規模店舗「BIG C Mini」を20店舗展開している。
チュロイチョンバー区で開発が予定されているハイパーマーケットは、OCICの最新商業施設「Sovann Machha」に隣接するラウンドアバウトにある敷地2.7haへ建設される予定である。
同店舗ではタイからの輸入品を中心に、食料品や衣料品、現代技術など幅広い品揃えが予定されており、国内外の観光客誘致も期待される。
Gary Hardy氏は調印式で「チュロイチョンバー区にプノンペン初となるBIG Cハイパーマーケット開発契約に調印し、カンボジアのネットワークを拡大できることを大変嬉しく思う。これはカンボジアと東南アジア地域で複数の業態を展開する今後5年間の幅広い拡大戦略の一環である」と述べている。
同氏によると、次のクメール正月までの開業を目指しており、直接雇用150人と間接雇用500人以上を創出するという。
Lim Lychin取締役のプレスリリースによると、タイ最大級の小売業者であるBIG Cは高品質の輸入品を取り揃え、多くの雇用機会を創出する。カンボジア最大級となる同モールは、プノンペンの新しい中心的なビジネスエリアとなることが期待されている。
BIG Cはタイでハイパーマーケット154店舗を含む小売店1810店舗を展開しており、ラオスで「BIG C Mini」60店舗を展開、ハイパーマーケット1店舗の建設を進める小売チェーンである。
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