カンボジアの天気、今年は乾季が長引き雨季は少ない降雨量に

カンボジアの天気、今年は乾季が長引き雨季は少ない降雨量に
2023年04月24日 13時55分 公開
カンボジアの天気、今年は乾季が長引き雨季は少ない降雨量に

<写真:iStock>

 

水資源気象省によると、今年のカンボジアは雨季の到来が2022年より遅く、降雨量は例年より少なくなる見込みである。

 

同省は国民に対して乾季が長引く可能性があるため、節水を行い、雨や風に十分注意するように呼び掛けている。

 

カンボジアではエルニーニョ現象の発生確率が5月〜8月は60%となっており、9月〜11月に掛けては発生確率が70%〜80%に増加するという。

 

 2023年の雨季は2022年よりも遅い5月第2週に到来する予測で、降雨量は例年より20〜30%程度少なくなる見込みである。

 

雨季の初めは雷や突風が頻繁に発生し、中盤にあたる8月〜9月に掛けては暴風雨が発生する可能性もあるという。

 

雨季の終わりは11月第1週となる見込みで、場所によっては雨が降らない地域もあるが、特に沿岸部や河川敷では突風を伴うやや強い雨が予想されている。

 

同省は降雨量の減少により7月上旬〜8月上旬に掛けて国内では干ばつに見舞われる可能性があると予測しており、関係省庁や機関、地方自治体、国民に対して、特に水源から遠く離れた地方の遠隔地で節水を行うように通達している。

 

 

 

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