カンボジア国会、今週中に選挙法改正案を採択

カンボジア国会、今週中に選挙法改正案を採択
2023年06月20日 17時03分 公開
カンボジア国会、今週中に選挙法改正案を採択

<写真:Khmer Times>

 

国会経済・金融・銀行・監査委員会のChheang Vun委員長は18日、内務省および司法省によって承認された法律案がまもなく国会で討議・承認され、今週中に選挙法改正案を採択する予定であることを明らかにした。

 

具体的な採択日程は決まっていないが、選挙が間近に迫っているため、可能な限り早く採択する予定であるという。

 

改正選挙法は国や民主主義のためになるものであり、投票に行かない有権者は次の国政選挙の候補者になることができなくなる。

 

同委員長は改正選挙法が投票に行くことで国民の模範であることを証明できる良い法律で、選挙に行かない人は国民の代表となる道義的責任を果たしていないとしている。

 

フンセン首相は法律案を紹介する中で、次の選挙への出馬を希望するが今回投票できない人は正当な理由を提示する必要があると述べた。

 

また、新選挙法第142条によると、有権者の登録や投票を妨害したり扇動したりした者は、他の刑事責任の他に国家選挙委員会(NEC)によって500万リエル〜2000万リエル(約17万2000〜68万8000円)の罰金が課されることになる。

 

支持者や有権者を扇動して、候補者や他の政党関係者に対して虐待、脅迫、暴力を行使した者も罰金を科され、有罪の場合は候補者名簿から名前が削除され、5年間候補者として失格となり、その他罰則も適用される。

 

選挙法第143条は政党が候補者を削除するか、1000万リエル〜3000万リエル(約34万4000〜103万2000円)の罰金を科すことを定めている。

 

 

 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

ホットニュース

Choose Classified categories