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<写真:Khmer Times>
カンボジアのフンセン首相は26日の国営テレビの演説で、首相を辞任して数週間以内に息子のフンマネット氏に政権を譲ることを発表した。
70歳の同首相は1985年から同国を統治しており、国内外から権威主義的な支配がますます強まっていると批判されていた。
同首相は2020年に長男のフンマネット氏への権力移行を初めて示唆したが、同日まで首相の引き継ぎが具体的にいつ行われるのかは明示されていなかった。
フンマネット氏が新首相として8月7日に任命され、フンセン首相は辞任後にノロドム・シハモニ国王によって最高評議会の議長に任命されるという。
また、同首相は2024年2月25日の上院選挙後にサイ・チュム氏に代わる上院議長となる。
同首相は「首相を続投しないことを発表するにあたり、国民の理解をお願いしたい。首相にとどまることは不安定化を招く恐れがあるため退任する」と述べている。
フンマネット氏は最近まで軍の司令官を務めており、23日の選挙キャンペーンで主導的な役割を担い、同国を38年間統治してきた父親の隣で集会を率いる姿がしばしば目撃されていた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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