駐国連カンボジア代表部、総選挙に対する批判に反論

駐国連カンボジア代表部、総選挙に対する批判に反論
2023年07月31日 11時55分 公開
駐国連カンボジア代表部、総選挙に対する批判に反論

<写真:Khmer Times>

 

ジュネーブの国連事務所に駐在するカンボジア代表部は、国連人権高等弁務官であるフォルカー・テュルク氏が「7月23日の総選挙は厳しく制限された空間で実施された」と発言したことに反論を行った。

 

この反論はテュルク氏が7月26日に「野党の政党や活動家、メディアのメンバーなどは、政治運動を抑制し、自由で完全な参加型の選挙に不可欠な基本的自由の行使を妨げることを意図していると思われる数々の制限や報復に直面している」と述べたことを受けたものである。

 

27日に常駐代表部は声明で「法の支配を維持するための行政的・法的措置が平等に適用されることは、特定の集団の自由を制限することに等しいものではない。すべての政党、政治家候補者、活動家、労働組合、NGO、メディアは、この国の法律のもとで同じ扱いを受ける」と述べた。

 

カンボジアの総選挙は、自由、公正、透明、包括的かつ平和的な方法で実施され、84.58%という高い投票率を記録し、選挙プロセスは国際機関、外国政府、カンボジアのディアスポラコミュニティを含む61機関から、65の国籍を代表する422人の国際的なオブザーバー、6万人近い政党関係者と9万人の独立した国内オブザーバーが選挙プロセスを監視したという。

 

常駐代表部は「人権高等弁務官がこれらの事実を考慮し、高等弁務官の職務権限の創設決議であるA/RES/48/141に従い、公平性、客観性、非選択性をもって行動することを希望する」としている。

 

 

 

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