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<写真:Khmer Times>
カンボジア民間航空局(SSCA)のSin Chansereyvutha報道官はクメールタイムズに対し、同国の航空産業は今後5年間でデジタル化を完了する予定であることを明らかにした。
これはペンタゴナル戦略の第1段階と位置付けられている。
SSCAは2023年8月24日に行われたフン・マネット首相が議長を務める閣僚評議会の第1回全体会議以後、カンボジア第7議会が王立政府とともに進めるペンタゴナル戦略の第1段階に基づき、戦略計画を一部更新した。
技術のアップグレードは、ペンタゴナル戦略の第1段階における優先事項の1つであり、他には人や道路、水、電気、技術、成長、雇用、公平性、効率性、持続可能性が挙げられている。
Chansereyvutha報道官によると、SSCAはペンタゴナル戦略に合わせて戦略計画をデジタル化した。前回の計画ではマニュアルのデジタルシステムへの変更のみを進めていたが、今回は5年間で航空業界を完全にデジタル化する方針を取り入れたという。
ペンタゴナル戦略の第1段階に則り開発している航空産業の3つの主要分野には、デジタル航空交通管理、スマートテクノロジーを活用した空港管理、経済財務省など他機関との情報技術接続管理が含まれている。
カンボジアの各空港には既に最先端のスマートテクノロジーとデジタル技術が導入され、セミデジタルからフルデジタルへの移行が進行中である。
しかし、Chansereyvutha報道官はフルデジタルへの移行は一朝一夕に実現できるものではなく、段階的に進行していると指摘し、例として財務省との予算立案のデジタルシステムは、第7議会において段階的に完全デジタル化される予定であると述べた。
新たにカンボジアで開発される国際空港には、チェックインやスクリーニング、セキュリティチェック、入国審査などの最新のデジタル技術が取り入れられており、王立政府からもSSCAへデジタル化の要請が行われている。
Chansereyvutha報道官は、多くの航空会社は既にデジタルシステムを活用しており、デジタル化の波に乗らなければ市場シェアを失う可能性が高まるとの見解を示した。
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