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<写真:Khmer Times>
プノンペンに位置する在カンボジアフランス大使館とその広大な公園が、今年の「生きた遺産」をテーマにしたヨーロッパ文化遺産の日を記念して、16日に一般公開される。
訪問者は歴史的な建築や4.7haの公園、50種類以上の樹木200本や多種多様な動物の生息地を探索する機会を得ることが可能である。
大使館の敷地内には、フランソワ・ビゾが1975年に描いたプノンペン陥落物語のモデルとなった同大使館の旧エントランスや、カンボジアのパスツール研究所の70周年を祝う写真展示も設置されている。
写真展示の後、訪問者は再建された第一次世界大戦の戦没者慰霊碑へ向かうことも可能である。
ツアーはフランス語(午前9時、10時、午後2時)、クメール語(午前9時40分、10時40分、午後2時40分)、英語(午前9時20分、10時20分、午後2時20分)で提供される。
同大使館によると、入場は無料で特別な登録は不要であるが、大きなバッグの持ち込みは許可されていない。
また、来場者には飲料水の持参と適切な履物の着用が推奨されている。
1985年にフランスで始まったヨーロッパ文化遺産の日は、現在50国以上で行われており、カンボジアではフランス開発庁やユネスコ事務局、王立芸術大学、プノンペン都、シェムリアップのフランス極東学院(EFEO)のセンターなど、多くの名だたる建築物もこの特別な日に公開される。
Jacques Pellet 駐カンボジアフランス大使は、クメールタイムズのインタビューに対して過去10年間におけるカンボジアとフランスの緊密な関係や、今後の発展の可能性を語った。
また、双方の国における深い人間的繋がりや、多くのカンボジア人コミュニティの存在について言及し、現在カンボジアには約8000人のフランス人が居住しており、その多くが長期間在住していることを明らかにした。
同大使はフランス人コミュニティがカンボジアにもたらすプラスの影響について強調し、フランスがカンボジアの様々な分野、特にインフラや教育、芸術、文化などでの重要な開発パートナーであることを確認している。
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