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<写真:The Phnom Penh Post>
エアアジアの親会社であるキャピタルAは、カンボジアのパートナーであるシビライ・アジアとともに、完全子会社のアジア・デジタル・エンジニアリング(ADE)を通じて、カンボジアに整備・修理・オーバーホール(MRO)事業を設立する計画である。
米国のアビエーション・ウィーク・ネットワーク誌によると、キャピタルAがマレーシア証券取引所に提出した書類には、ADEが共同MRO事業の株式60%を保有し、残りの40%をシビライ・アジアが保有することが明記されている。
ADEは合弁会社設立前と設立後の2回にわたって120万ドル(約1億7880万円)を出資する。
キャピタルAとシビライ・アジアのMRO合弁会社設立は、2022年12月に両社が合意したエアアジア・カンボジアの立ち上げに続くものである。
キャピタルAはエアアジア・カンボジアの株式51%を保有し、シビライ・アジアは49%を保有している。
エアアジア・カンボジアは、拠点から4時間以内の路線に焦点を当て、シェムリアップ、シアヌークビル、プノンペンからエアアジアの既存のハブ空港へのフライトを計画しているという。
ADEは、エアアジア・カンボジアやカンボジアの主要空港に就航する他の第三者航空会社にサービスを提供することで、カンボジアでの事業確立の機会を創出する。
この合弁事業は、キャピタルAがコスト削減の機会を活用し、新たな収益源から余剰資金を獲得することを可能にするという。
同誌は6月15日に行われたキャピタルAの年次総会で、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデスCEOがエアアジア・カンボジアは2023年第4四半期に運航開始を予定していることを明らかにしたと伝えている。
フェルナンデス氏の発言を引用した同誌の報道によると、MROは「非常に収益性の高い事業」であり、4~5年以内にグループの現状が維持される場合、ADEがキャピタルAの利益の30〜40%に貢献する可能性がある。
カンボジア民間航空局(SSCA)のSinn Chansereyvutha報道官は、プノンペンポストに対してエアアジアの新規事業を歓迎する意向を示している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。