フン・マネット首相、北京での一帯一路国際協力サミットに出席

フン・マネット首相、北京での一帯一路国際協力サミットに出席
2023年10月16日 13時10分 公開
フン・マネット首相、北京での一帯一路国際協力サミットに出席

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアのフン・マネット首相は、中国・北京で開催される「第三回一帯一路国際協力サミットフォーラム」に参加するため、16日午前8時にカンボジアを出発した。

 

同フォーラムへの参加は中国の習近平国家主席の招待に基づくものである。

 

フォーラムは17日〜18日まで開催され、テーマは一帯一路協力「高品質:共通の発展と繁栄のために一緒に」となっている。

 

同首相の訪問団にはカンボジアの高官や民間セクターのリーダーも同行する。

 

フォーラムで同首相は「デジタル経済を新しい成長の源泉として」という基調演説を行う予定である。

 

さらに、習近平国家主席や他の中国のリーダーとの会談を持ち、二国間および多国間の協力について議論する。

 

一帯一路イニシアチブは2013年に習近平国家主席によって発表されたもので、平和的な発展を目指し、経済協力のパートナーシップを積極的に発展させることを目的としている。

 

このイニシアチブに基づき、2023年6月末までに152の国と32の国際組織が中国との協力文書に署名した。

 

世界銀行の報告によれば、一帯一路の共同建設は参加国の貿易量を4.1%増加させ、外国からの投資を5%増加させている。

 

さらに、低所得国のGDPは3.4%増加し、新興国と発展途上国のGDPの比率は、2012年から2021年の間に全体のGDPの3.6%増加したとされる。

 

カンボジアは過去10年間で中国との間で多くの福祉プロジェクトを実施しており、教育、医療、貧困削減、そして地方開発などの分野での協力が進められている。

 

これらの取り組みは一帯一路イニシアチブが二国間だけでなく、地域の平和にも積極的に貢献していることを示す。
 

 

 

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