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<写真:Khmer Times>
フン・マネット首相は17日、中国で開催された第3回「一帯一路」国際協力フォーラムに参加し、中国といくつかの高レベルの協力文書に署名した。
このフォーラムの際にフン・マネット首相は鉄道から衛星技術までの分野でカンボジアに数十億ドル(10億ドル=約1495億6750万円)を投資している中国の投資家たちとも会談を行った。
署名された文書の中には、生産性協力とカンボジア-中国投資に関する第3回共同プロジェクトの覚書、21世紀海上シルクロードに関する二国間協力の実施メカニズムに関する覚書が含まれている。
その他、グリーン・低炭素投資やカンボジアと中国の鉄道協力の発展に関する覚書、カンボジア商務省と中国・広西チワン族自治区との中国-カンボジア工業団地の建設に関する覚書などへの署名も行われた。
さらに農村電気接続の第8フェーズに向けた融資譲許に関する合意や、ユネスコ世界遺産であるプレアヴィヒア寺院の修復に関する中国の助成金のフィージビリティ・スタディに向けたプロトコル交換が合意されている。
中国鉄道建築総公司(CRCC)の取締役会長であるWang Jianping氏との会談では、カンボジア全土をカバーする鉄道接続への投資を奨励する内容が協議された。
Wang氏によると、CRCCはこれまでにカンボジアの53のプロジェクトに53億ドル(約7929億4100万円)を投資しており、さらに3つの大型プロジェクトに投資する計画であるという。
フン・マネット首相は、チャイナメトログループの取締役会長であるLi Kuo氏との別の会談で、プノンペン、カンダル州、シェムリアップ州の各地域でのライトレール・ネットワークを開発するという同社のプロジェクト案を支持した。
会談の中でLi氏は、新しく開業したシェムリアップアンコール国際空港(SAI)からシェムリアップ市へのライトレール路線や、プノンペンとカンダル州で建設中のテチョ国際空港(TIA)を結ぶ路線の提案を伝えた。
バンコクを拠点とするCharoen Pokphand Group(CP Group)の副会長であるTse Ping氏との会談では、同グループが不動産や医療、衛星技術などの分野でカンボジアへの投資を増やす意向であることが明らかにされた。
また、中国機械工程公司(CMEC)のWang Bo氏との会談では、CMECが天然ガス部門でカンボジアの企業との合弁事業に30億ドル(約4489億6800万円)を投資する計画があることが伝えられている。
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