水力・太陽光・風力中心に再エネに転換、電力需要の拡大で加速

水力・太陽光・風力中心に再エネに転換、電力需要の拡大で加速
2023年11月03日 10時05分 公開
水力・太陽光・風力中心に再エネに転換、電力需要の拡大で加速

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアのKeoRottanak鉱業エネルギー大臣は、10月23〜27日に開催されたシンガポール国際エネルギーウィークイベントに参加し、拡大する電力需要を賄うために太陽光・風力発電の導入を加速させると発表した。
 

同国は長らく水力発電に注力してきたが、気候変動によって水力の脆弱性に対する懸念が高まり、現在は電力源の多様化とベトナムやラオスなどの近隣諸国との統合のため、太陽光と風力へのエネルギー転換を目指すとともに、化石燃料への依存度低減が模索されている。
 

国のエネルギー安全保障の強化は、急増する電力需要への対応と隣国からの輸入依存度を下げるための重要な課題である。

 

この実現のため、政府は国内のエネルギー資源の活用するための「2022年から2040年までの電力開発計画」(PDP)を起草した。

 

同計画では水力発電に重点を置いたクリーンな送電網への移行と、電力輸入の削減が言及されている。
 

カンボジアの総設備容量は、2050年までに3倍の10GWになると予想されており、水力発電が引き続き発電設備の中で主要な役割を果たす。
 

 

 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

ホットニュース

Choose Classified categories