絶滅危惧種のカメ、ストゥントレン州で発見される

絶滅危惧種のカメ、ストゥントレン州で発見される
2023年11月21日 09時31分 公開
絶滅危惧種のカメ、ストゥントレン州で発見される

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアのストゥントレン州Seam Pang地区で、絶滅危惧種であるエロンガータリクガメが発見された。

 

カンボジア政府・市民団体等と米国国際開発庁(USAID)が共同で設立した環境保護プロジェクトのMorodok Baitangによれば、環境保護チームが2023年9月にカメを発見した。

 

Morodok Baitangはクメール語で「緑の遺産」を意味する。

 

エロンガータリクガメは東南アジアの一部地域に生息するカメの一種で、葉や果物、キノコ、無脊椎動物を主食としている。

 

このカメは直射日光を避けて大半の時間を落葉がある山で過ごし、雨季には活動が活発化する。

 

生息地の喪失、漢方薬・ペット販売・食用としての捕獲によって、このカメの個体数は大幅に減少し、絶滅の危機に瀕している。

 

 

 

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