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<写真:Khmer Times>
フン・マネット首相は、政府がインフラを国の社会経済発展の鍵と見なしているとして、中国の投資家にインフラプロジェクトへの投資を呼びかけた。
同首相は19日にプノンペンで開催されたバサック橋建設の起工式で発言した。同橋は中国の上海建設集団によって建設され、建設費用は約6000万ドル(約90億1920万円)となっている。
同首相によると、中国の投資家はカンボジア政府を信頼し、カンボジアでの大規模な交通プロジェクトに投資することが可能である。
カンボジアは現在、高速道路、市内軽便鉄道、地下鉄、運河に関する大規模なインフラプロジェクトに関する取り組みを進めている。
カンボジア駐在の中国大使である王文天氏に対し、同首相はカンボジアへの既存の投資機会を中国に宣伝し、紹介する手助けが可能である旨を伝えた。
同首相によると、カンボジアの人口増加、生活水準の向上、交通需要の増加は、政府がインフラプロジェクトを優先する要因の一部となっている。
また、カンボジア政府は現在、公共交通の能力向上、環状道路プロジェクト、地下鉄について検討しており、これらの分野は中国とフランスからの投資家を引き付ける可能性がある。
同首相によると、複数の中国企業がプノンペンで地下鉄の拡張可能性を研究しており、カンボジアの一部の成長は、中国の投資家が国に大規模な海外直接投資(FDI)を提供しているカンボジアとの強固な関係に起因する。
カンボジア開発評議会(CDC)は2023年に268の投資プロジェクトを承認し、前年比44%の増加となっており、承認されたプロジェクトは総投資額が49億ドル(約7365億7530万円)に達し、2022年に比べて22%増加した。
2023年に最も多かった3つの外国投資家は中国、シンガポール、マレーシアで、中国からの投資は総投資額の66%を占めた。
公共事業運輸省によると、カンボジアには中国企業によって建設された16の橋があり、そのうち14は上海建設集団によって建設された。
中国が提案する一帯一路(BRI)は、カンボジアの経済成長に大きく貢献しており、貧困を減らし、社会経済発展を促進するのに貢献している。
シェムリアップアンコール国際空港やプノンペン-シアヌークビル高速道路、建設中の新プノンペン国際空港、プノンペン-バベット高速道路などのプロジェクトは、BRIによって可能となった。
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