日本の助成金支援、3つのNGOに70万ドル超

日本の助成金支援、3つのNGOに70万ドル超
2024年02月27日(火)17時32分 公開
日本の助成金支援、3つのNGOに70万ドル超

<写真:Khmer Times>

 

日本政府は26日、環境教育、幼児教育、および地域医療の促進のために、3つのNGOに76万8627ドル(約1億1560万円)の助成金を提供した。

 

この助成金は日本の経済協力枠組みの下で、ネイチャーセンターライゼン(NCR)、シャンティ・ボランティア・アソシエーション(SVA)、および国際開発/援助財団(FIDR)の3つのNGOに与えられた。

 

NCRは「プレアシハヌーク州における幼児期の環境教育の促進」のために16万140ドル(約2408万7930円)を受け取り、経済成長と並行して環境問題に対処するために、州内の幼稚園の幼児向けの実践的な環境教育のために資金を活用する。このプロジェクトは、子供たちとその親が自然との共生を育むことを目指している。

 

SVAは「オッダールメンチェイにおける公立幼稚園の早期幼児教育のアクセスと質の向上」のために41万4756ドル(約6238万6760円)を受け取り、都市部と農村部の間の教育格差を解消するために、幼児を支援する物理的および人的教育環境を改善する。さらに、SVAは幼稚園でのアクセスと活動の質を向上させることを目指しているという。

 

FIDRは「北東カンボジアにおける地域医療協力システムの促進プロジェクト」のために19万3731ドル(約2914万620円)を受け取り、クラチエ州立病院の能力とリーダーシップを拡大し、手術の地域ハブとして機能させることにより、北西カンボジアの病院と保健センター間の協力を改善することを目指している。地区の病院と保健センターも患者の状態を正確に特定し、適切な医療施設に紹介するための訓練を受ける。

 

助成金支援は2002年にカンボジアで始まり、NGOによる活動を支援し、草の根レベルでのカンボジアの復興と開発努力を助けている。日本政府は、主に初等教育、健康、農業、地雷除去の分野で156プロジェクトに5400万ドル(約81兆2250億円)以上を提供してきた。

 

 

 

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