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<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省は主要な国民祝日に大型トラックの公道利用を禁止することを検討している。これにより、年間で最も交通が集中する時期における事故率の低減を図る狙いがある。
14日に行われた会合で、サー・ソカー副首相兼内務大臣は、特定の時期における大型トラックの運行停止のスケジュールを策定すべきであると提案した。
また「運行停止の発表は配送計画に影響を与えないように、数日前に行うのではなく、事前に十分な時間をもって行う必要がある」と強調している。
さらに、国民祝日期間中に発生した事故、特に大型トラックが関与する事故によって、多くの命が失われたことを指摘した。
国家警察の報告によれば、2024年のクメール正月の3日間で、全国で30人が交通事故で死亡し、70人以上が負傷している。
国連開発計画(UNDP)カンボジアの報告書によると、カンボジアでは毎日平均5.4人が交通事故で命を落としているという。
アジア傷害予防財団(AIP)のキム・パグナ代表は、大型トラックの運行停止期間は少なくとも1週間とし、祝日前後の移動を円滑にするために、この期間を確保するべきであると述べた。
特にクメール正月やプチュン・ベンなどの大きな祝祭の際には、人々は祝日前の1、2日に出発することが多いため、可能であれば大型トラックには夜間、大半の道路が空いている時間にのみ運行を許可する夜間通行規制を設けるべであるという。
しかし、パグナ氏は運行停止期間中に企業が収入を失う可能性があるため、政府に補償を検討するように求めている。
また、大型トラックが市内や混雑した地域に入るタイムラインを設定することや、より効果的な法執行を求めた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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