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<写真:Khmer Times>
カンボジアは、国際旅行者の入国手続きを簡素化することを目的とした新たなオンラインプラットフォーム「カンボジアeアライバル」を導入した。
同システムは、観光業の振興、投資家の誘致、さらにはデジタル時代における安全性の向上に寄与することが期待されている。
従来の入国カード、健康申告書、税関申告書が統合され、1つのポータルを通じて手続きの完了が可能となる。
同システムは9月1日に正式に開始され、観光客や投資家の呼び込みを強化し、入国手続きを効率化する狙いがある。
訪問者はビザ申請や健康申告が出発前に完了可能となり、空港での待ち時間短縮や旅行体験の向上が期待されている。
観光業界の専門家は同システムを画期的な一歩と評価している。
カンボジア旅行代理店協会(CATA)の会長であるチャイ・シブリン氏は「このシステムは、旅行業界のデジタル化の世界的な潮流に沿ったものであり、特に利便性や効率性を重視する旅行者にとって、カンボジアをよりアクセスしやすく魅力的な目的地にする」と述べた。
観光省も同システムの導入による効果に期待を寄せている。
観光省のスポークスマンであるトップ・ソペアク次官は、入国手続きの簡略化が観光客を含む旅行者にとってより迅速かつ便利なものであり、電子的手続きを1度で完了可能な点が大きな利点であると強調した。
eアライバルカードの作成は無料であり、手続きが完了するとQRコードが発行され、これをプリントアウトまたは端末の画面に表示して入国審査官に提示する。
ただし、eビザ発行には別途料金が発生する。
なお、この「カンボジアeアライバル」は、国際空港での導入後、国境の検問所でも順次導入される予定である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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