新ビザシステム、外国人旅行者の到着問題を解消へ

新ビザシステム、外国人旅行者の到着問題を解消へ
2024年08月07日(水)00時00分 公開
新ビザシステム、外国人旅行者の到着問題を解消へ

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアは国際旅行者の入国体験を向上させるため、9月1日から電子ビザ決済システムを導入することを決定した。首都プノンペンでの夕食会で、フン・マネット首相がこの発表を行った。

 

先週、カンボジアのオクナ協会およびカンボジア住宅開発者協会が主催したガラディナーイベントで、フン・マネット首相は、3つの国際空港でビザ料金の電子決済を導入することで、外国人観光客の数を増加させることを目指していると説明した。

 

新システムは、外国人観光客が現金支払いのために列に並ぶ必要をなくし、以前は大使館や領事館で手動で紙のフォームに記入するか、到着時に現金で支払いを行う必要があった手続きを簡素化する。

 

首相はさらに、経済財務省と協力して3つの空港で会議を開催したことを明らかにした。「到着ビザと外部ビザの申請はすべて電子的に行われるため、観光客や到着者は現金を使用する必要がない」と述べた。

 

フン・マネット首相はまた、新しい管理システムが外国の専門家ではなく、国内の専門家によって設計・開発されたことを強調し、空港ゲートで訪問者を迎えるスタッフに対して、良好なホスピタリティが観光客を引き寄せる鍵であると訴えた。

 

電子決済は、安全で透明性のある取引方法を提供し、現金を持ち歩くことに伴うリスクを最小限に抑える。以前は観光客がビザの支払いを米ドル現金で行う必要があったため、これは特に有益である。

 

トリップオブライトの販売マーケティングディレクター、クレミー・バラソト氏によると、カンボジアの外国人観光客の体験における主な欠点は、信頼性のある公共交通機関の欠如である。

 

カンボジアは豊かな文化的・歴史的体験を提供しているが、移動手段が観光客にとって困難であることが多い。

 

観光客は言語の壁、料金交渉の難しさ、サービスの信頼性に関する問題に直面することが多い。よく整備された包括的な公共交通システムがないため、フラストレーションや不便さが生じることがある。

 

 

 

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