就労詐欺被害のインド国籍者67人、大使館の支援で帰国へ

＜写真：Khmer Times＞

在カンボジア・インド大使館は10月2日、カンボジア国内で詐欺行為に巻き込まれたとされる約60人のインド国籍者が近日中に本国へ帰還する見通しであることを発表した。

在カンボジア・インド大使館がX（旧Twitter）で発表した声明によると、同大使館がインド国籍者と連絡を取り、5月20日にカンボジア当局がジンベイ4と呼ばれる場所から救出した。

帰還に関する問題はカンボジア当局と最高レベルで協議され、即時の対応が求められている。

カンボジア当局の説明によれば、約60人のインド国籍者をシアヌークビルからプノンペンに移送した後、同大使館が旅行書類を提供して帰国を支援する準備が進行中である。

現地のシアヌークビルには、同大使館の職員が派遣されて支援活動を行っている。

同声明は同大使館が引き続き国民の保護と早期帰国に向けた支援に尽力していくことを強調している。

現在までに同大使館の介入によって360人以上のインド国籍者が救出され、本国へ帰国した。

同大使館はカンボジアでの就職を希望するインド国籍者に対して、非正規の斡旋業者に注意し、観光ビザでの就労といったビザの目的に反する行為に加担しないように警告している。

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