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<写真:Khmer Times>
カンボジア産業・科学・技術・イノベーション省(MISTI)の代表団は、9月22日〜28日にかけて中国広西省南寧市で開催された第12回中国ASEAN技術移転・協力イノベーションフォーラムにおいて、カンボジアのAIエコシステムを紹介した。
代表団を率いたのはASEAN科学技術・イノベーション委員会(ASEAN-COSTI)の議長であり同省次官補のフル・セインヘン氏である。
セインヘン氏は、技術移転および地域・国際的な協力が、カンボジアのイノベーション能力と国際競争力を強化する上で重要な役割を果たすことを強調し、同国の経済的未来のためには特に高付加価値の技術主導型産業による輸出セクターの多様化が不可欠であると述べている。
また、同氏はカンボジアの最近の取り組みとして、科学技術イノベーション(STI)パークの設立や、国立技術移転センターの設置を紹介した。
これらのプロジェクトは、海外からの最先端技術へのアクセスを通じて、カンボジアの企業や産業を強化することを目的としている。
同代表団は、同時開催された「第2回中国ASEAN人工知能協力フォーラム」にも参加した。
同フォーラムは、ASEAN諸国と中国の協力を深め、共同技術開発や地域経済の成長を促進するための重要なプラットフォームとなっている。
同フォーラムにおいて、同代表団はカンボジアのAIエコシステムに関するプレゼンテーションの中で、人工知能を経済発展の推進力および医療や農業などの重要な社会課題に取り組むためのツールとして活用する政府の取り組みを詳述した。
同プレゼンテーションは経済変革や市民の生活の質向上に向けたAIの応用に対するカンボジアの関心を強調している。
同フォーラムにはASEAN加盟国および中国の政府関係者、政策立案者、ビジネスリーダー、科学者など、多くのステークホルダーが参加した。
さらに、同代表団は南寧市内の企業や大学との会談も行い、中国とカンボジア間の技術移転強化やAI、フィンテック、デジタルアートなどの先端技術に関するトレーニングの実施を目的とした協力の可能性について議論を行った。
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