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<写真:Khmer Times>
中国公安省はギャンブルおよび詐欺に関与したとされる中国人容疑者240人を、カンボジアから中国に送還したことを発表した。
今回の措置は両国が国境を越えた犯罪に対処するための共同取り組みの一環である。
公安省によると、容疑者たちは中国警察の護送の下、11月28日にチャーター機3便で山西省太原市に到着した。これは両国警察による2024年2回目の共同送還である。
カンボジア警察はプノンペンでギャンブルおよび詐欺に関連する拠点を摘発し、数百人の容疑者を拘束した。
この中には中国人容疑者500人以上が含まれており、そのうち今回送還された240人が含まれている。
中国公安省は残りの中国人容疑者についても段階的に送還を進める予定であるとし、山西省公安局に対して、追加の容疑者送還の護送および事件調査を指示した。
2024年4月には両国警察が初の共同送還を実施し、680人以上の中国人容疑者を中国に送り返した。
さらに、9月に江蘇省連雲港市で開催された「2024年国際公共安全協力フォーラム」では、ギャンブルおよび詐欺関連犯罪への対処で協力を強化することで合意がなされた。
また、11月にはミャンマーでの通信詐欺やサイバー犯罪に関与した中国人容疑者763人が両国警察の協力により中国に引き渡された。
近年、中国警察は国境を越えた犯罪やオンライン犯罪、特にギャンブルや通信詐欺、サイバー犯罪に対する取り締まりを強化している。
これにより、多数の国際犯罪組織が解体され、多くの容疑者が拘束された。
公安省は引き続き各国および地域との法執行協力を強化し、特別キャンペーンを展開することで市民の生命と財産の安全を守る方針を示した。
さらに、海外やオンラインでのギャンブルへの参加を避けるように国民へ呼びかけるとともに、新たな詐欺手口への警戒を促している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。