ボンケンコンで交通警察トラブル、中国人男性が軽傷

＜写真：Khmer Times＞

19日、プノンペンのボンケンコン地区で、中国人男性が交通検問中に警察とのトラブルを起こし、軽傷を負う事件が発生した。

この事件は毛沢東通りで行われていた交通法規の取り締まり中に起きたものである。

事件の当事者は中国籍の馮戴宏（Feng Dai Hong）氏であり、黒のトヨタ・ハイラックスを運転していた。

飲酒運転や交通法規違反を取り締まる警察による検問所を通過した際、呼気検査ではアルコールは検出されなかった。

しかし、その後、運転免許証の提示を求められた馮氏が提示を拒否したことで問題が発生した。

馮氏は携帯電話に保存していた免許証の写真を見せたが、警察は原本の提示を要求し、友人などを通じて取り寄せるように指示を出した。

しかし、馮氏はこれに従わず、代わりに携帯電話で警察官の様子を撮影し始めた。

警察は撮影をやめるように求めたが、馮氏は拒否し、口論が激化した。

結果として馮氏が転倒し、軽傷を負ったが、警察側による暴行はなかったとされている。

事件後、警察は馮氏の車両を押収し、ボンケンコン区警察署に保管した。

その後、馮氏が免許証不携帯の過失を認めたため、専門機関が車両を返還する手続きを進め、馮氏との間で契約書を交わしたとプノンペン市警察が発表している。

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