<写真:Khmer Times>
カンボジア当局は2日、タケオ州のバヤンコー山で違法大麻の大規模摘発を実施し、7か所にわたる栽培地で3365本の大麻を伐採・焼却した。
この摘発はタケオ州知事であり州統一司令部の指揮官を務めるヴィエ・サムナン氏の指揮のもと、警察、憲兵、州軍事作戦部隊、キリヴォン地区行政の統一司令部が共同で実施した。
対象地域はキリヴォン地区プレア・バット・チョアン・チュム村のチャンカン岩周辺で、1890㎡に及ぶ大麻栽培地が確認された。
さらに、大麻の栽培に使用されていた6基の貯水タンクも撤去された。
カンボジア国家麻薬取締局(ADP)の報告によると、同国では1月中に麻薬事犯で1311人が逮捕され、423.3kgの違法薬物が押収されている。
逮捕者のうち56%が密売人、所持者、運び屋であり、残る44%は薬物使用者であった。
押収された違法薬物には、ケタミン、クリスタル・メタンフェタミン、メタンフェタミン錠剤、MDMA(エクスタシー)、ヘロイン、コカインが含まれていた。
カンボジアでは薬物密売に対する死刑制度は存在しないが、80g以上の違法薬物を密売した場合、終身刑が科される可能性がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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