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
<写真:Khmer Times>
台湾当局は、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ラオスの5カ国を「高リスク」渡航先に指定し、航空券への警告表示を義務付ける方針を発表した。
これは、同地域で詐欺犯罪組織の活動が活発化している状況を受けたもので、台湾人の被害拡大を防ぐ狙いがある。
台湾メディア「台湾ニュース」によると、内政部はこれら5カ国をリスク地域と認定し、今後、同国発の航空券に警告文を掲載するように求める。
また、渡航者に対しては、安全対策として専用の旅行安全アプリのダウンロードが推奨されている。
近年、台湾人がカンボジアやミャンマーに渡航し、詐欺組織に関与するケースが相次いで報告されている。
これを受け、台湾政府は国家移民署や航空警察局と連携し、渡航者の監視を強化する方針を打ち出した。
さらに、航空会社にも協力を求め、電子航空券への警告表示を義務付ける予定である。
これにより、渡航者が詐欺犯罪に巻き込まれるリスクを事前に認識し、不審な誘いを回避することが可能となるように対策を強化する狙いである。
台湾当局は、特にSNSやオンライン求人を通じた不正な勧誘に注意を呼びかけており、国民が犯罪組織に巻き込まれないように啓発を進めている。
今回の措置は東南アジア地域における詐欺犯罪の増加を受けたものであり、台湾政府の迅速な対応が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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