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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア内務省サイバー犯罪対策署は26日、元女優ソク・スレイモム氏を、ソーシャルメディア上で国王ノロドム・シハモニ殿下および王母ノロドム・モニニアト・シハヌーク殿下を侮辱した容疑でプノンペン地方法院に刑事訴訟を提起した。
起訴の根拠は、カンボジア刑法第437条に定められた「侮辱罪」である。
捜査当局は現在、スレイモム氏の所在を確認中であり、行方が不明であることから、在外カンボジア大使館に対して法的協力を要請している。
サイバー犯罪対策署のチア・ポウ署長によれば、国外逃亡の可能性も視野に入れた対応が進められているという。
同署の副長官であるヘム・ソフォン少佐によると、問題視された投稿には「国境紛争のさなかに帰国した労働者たちに会いに行かず、中国共産党との関係を優先するなど、国民への配慮が欠如している」といった内容が含まれており、これが王室に対する侮辱に該当すると判断された。
ソク・スレイモム氏は1990年代に映画女優として高い人気を誇った人物であるが、近年はメディアへの露出が少なく、現在の所在についても公的な情報は確認されていない。
一部報道では、同氏が米国に在住しているとの見方も伝えられているが、当局による正式な確認には至っていない。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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