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プノンペン発の報道によれば、カンボジア政府が公表した最新の統計において、2025年1月から8月にかけてのカンボジアとASEAN加盟国との貿易総額が約110億ドルに達し、前年同期比で4.5%の増加を記録した。
この統計に基づき、ベトナムがカンボジアにとってASEAN域内最大の貿易相手国となったことが明らかになった。
同期間中、カンボジアからASEAN諸国への輸出額は39.8億ドルに達し、16%の増加を示した。一方で、ASEANからの輸入額は69.8億ドルと、1.16%の減少にとどまっている。
カンボジアからASEANへの主要な輸出品目としては、繊維製品、履物、旅行用品、ハンドバッグ、太陽光パネル、自動車用タイヤ、電子機器、農産物などが挙げられる。
こうした製品群がベトナム市場にも流入しており、双方向的な貿易の活性化が進行中である。
ベトナム貿易事務所長であるドー・ヴィエット・フオン氏は、両国間には今後さらなる成長が見込まれる「巨大な貿易ポテンシャル」が存在すると指摘し、ベトナム企業の積極的な進出を促すことで、将来的には両国間の貿易総額が200億ドル規模にまで拡大する可能性があるとの見通しを示した。
このような動向は、カンボジア国内におけるベトナム製品の存在感が一層高まっていること、ならびにASEAN内での地域経済統合が深化していることを如実に物語っている。
特に両国の地理的近接性や、経済協力枠組みの効果的な活用が、今後も貿易拡大の重要な要因として機能すると考えられる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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