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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア観光省(MoT)は、日本カンボジア協会(JCA)との協力体制を強化し、日本からの観光客誘致と観光・宿泊産業への投資促進を本格化させる方針である。
フオット・ハック観光相は、JCAの高橋会長および訪問団を観光省本部に迎え、両者は今後の協力に向けた建設的な意見交換を行った。
JCA側は日本の主要な観光関連投資家で構成される代表団を率いて、カンボジアにおける観光・宿泊分野での投資機会を積極的に探る姿勢を示している。
同時にカンボジアの観光資源の魅力を日本国内に広く伝え、日本人旅行者のさらなる増加を目指す考えを明らかにした。
協議では現地人材を対象とした日本語によるホスピタリティ講座の開設や、土産品分野における日本の大手企業の誘致促進といった具体的施策も合意された。
これにより、観光・宿泊サービスの質的向上を図るとともに、観光産業全体としての付加価値創出と地域経済への波及効果が期待される。
また、プノンペンと東京を結ぶ直行便が運航されている点も確認されており、物理的なアクセスの利便性が日系観光需要のさらなる拡大を後押しするものとみられる。
観光省の統計によれば、2025年1月から8月までの日本人観光客数は7万3000人を超え、前年同期間を上回るペースで推移している。
今後の日本市場への取り組み強化により、さらなる増加が見込まれる。
今回の連携強化はカンボジアが観光立国としての地位確立を目指す中で、日カンボジア両国の官民双方による戦略的パートナーシップが重要な役割を果たすことを示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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