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2016年のカンボジアとアメリカの貿易量が30億ドルを超えた。同年、カンボジアへのアメリカ人旅行者は24万人であった。
昨日のカンボジアのソクホン外務大臣とアメリカのマサチューセッツ州衆議院のラディ氏との会談後、外務省のソウンリー報道官は報道記者に対してカンボジアに昨年訪れたアメリカ人の数は前年より増加していると話した。
「両国間の貿易量は30億ドルに到達した」とソウンリー氏は加えた。
ラディ氏はカンボジアは特にインフラなどにおいて驚くべき進歩をしていると話した。
カンボジア開発評議会によると、アメリカによるカンボジアへの資本投入は昨年1億2200万ドルにまで膨れ上がった。2015年は約750億ドルだったという。
商業省のソファリー報道官はクメールタイムズに対して、アメリカによるカンボジアへの投資は投資家へのサポートを推進するカンボジアの工業発展政策によるものだと話した。
アメリカはプノンペンに商工会議所を設けており、先月、カンボジア国際ビジネスサミット2017を主催していたとソファリー氏は話した。
「アセアン経済共同体への需要が増加することを理解したアメリカからの投資は毎年増加している。これが他国の投資を後押しすることになるかもしれない」とソファリー氏は続けた。
ソファリー氏は両国で投資協定を結んだことはアメリカ人投資家に自信をつけたかもしれないと加えた。
昨年のカンボジアの対米輸出量は前年より減少した。これはアメリカの大統領選の不透明性が原因であった。
米国通商代表部のデータによると、昨年のカンボジアの対米輸出量は28億ドルで前年の30億ドルより7%減少したという。
昨年7月、アメリカはカンボジアを一般特恵関税適用国に追加し、カンボジアから輸出されるバックや財布などの旅行関連製品の関税を廃止した。
ウィリアム在カンボジアアメリカ大使はこれは1995年にアメリカとカンボジアが貿易を開始してから20年で最もカンボジア製品がアメリカ市場に流通する大きな進歩だと話した。
昨年9月半ば、カンボジアの商業省とカンボジア衣料製造協会、カンボジア開発評議会、アメリカ大使館が旅行関連製品製造工場への投資家を惹きつけるために合同で香港への視察を主催した。
ウィリアム大使は香港視察後の記者会見で香港の旅行関連製品製造業者はカンボジアの一般特恵制度に魅力を感じており、中国本土の人件費高騰に伴うカンボジアへの拠点移動に興味を抱いていると話した。
「中国の多くの企業がバックやスーツケースを製造しており、中国本土から拠点を移動する機会を探している。地代などが中国本土は高く、旅行関連製品を中国で製造するのはカンボジアで製造するよりコストがかかる。」とウィリアム大使は続けた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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