JCIA、日本へのカンボジア人労働者派遣を促進

JCIA、日本へのカンボジア人労働者派遣を促進
2018年10月05日 00時00分 公開
JCIA、日本へのカンボジア人労働者派遣を促進

労働省と日本カンボジア交流協会(JCIA)は、より多くのカンボジア人が日本で働けるよう、職業訓練を強化するという覚書に署名した。

 


10月3日、Ith Samheng労働大臣によると今回の若者や貧困層を訓練するという覚書は労働省で署名されたという。


同大臣は、「訓練は日本へ派遣されるカンボジア人労働者や地元の労働者向けだ。JCIAは2年にわたり、我々の研修生を日本へ送り続けている」と話した。


2007年から、カンボジア政府は実習生を日本へ派遣してきた。計8065人のカンボジア人が日本へ派遣されているという。


90社以上の民間仲介会社と2つの団体が日本へ派遣されるカンボジア人の選考、訓練、派遣、管理をする免許をもっている。


Samheng大臣は、日本へ派遣されるために訓練を受けたカンボジア人の数は年々増加していると強調した。


「JCIAは我々が実習生として何人のカンボジア人を派遣するべきなのか制限を設けていないが、派遣される数は能力と雇用機会次第で決まる」とつづけた。


訓練内容には農業、漁業、建設業、食品加工業、軽工業、介護分野が含まれているという。


Samheng大臣は、「カンボジア人労働者はカンボジアで働くよりも多くの収入を日本や韓国で得ることができる。既に1200万人のカンボジア人がタイ、韓国、日本、シンガポール、香港で働いている」と語った。


同大臣は、海外で働くカンボジア人は年間で20億ドル(約2300億円)の仕送りをカンボジアへしているという。


同大臣は、「今年と来年、カンボジア政府はより多くの実習生を日本へ派遣する予定だが、詳細の人数は確定していない」とつづけた。


3日、JCIA事務局長の山田二三雄氏はによると、今回の覚書は5年間カンボジア人を訓練し、JCIAが実習生として3年間日本へ派遣する内容だという。3年以上働く場合は日本政府の許可が必要になるという。


同事務局は「我々が教える日本で働くための能力には、介護分野、建設業、観光業の内容が含まれている」と話した。

 

出典:KHMER TIMES

 

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