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29日に行われたカンボジア総選挙で、与党カンボジア人民党(CPP=Cambodian People's Party)は、有効票のうち76.78%の票を獲得し、与党CPPが国民議会の全125議席を獲得する見通しが強まっている。
カンボジア選挙管理委員会(NEC=National Election Committee)の発表によると、投票した688万人のうち約480万人がCPPに票を入れたという。一方、37万3526人がフンシンペック(Funcinpec)党に、30万8292人が民主連盟党(LDP=League for Democracy Party)に投票した。
CPP広報担当のSok Eysan氏は、今回の選挙でCPPは圧勝したと宣言した。
同広報担当は「報告された数値を見ると、CPPが国民議会の全議席を獲得することが予想されている。ただ、議席の振り分けは、選挙管理委員会による正式な手順を踏んだ上での決定となる」と語った。
ただ、無効票の数が2013年総選挙では10万票であったのに対し、今回は無効票が60万票に上った。
30日に選挙管理委員会広報担当のHang Puthea氏が発表した声明によると、CPPが国民議会の全議席を獲得するかどうかは、コンポンスプー州とカンポット州、カンダル州の選挙結果によって決まるという。3州ではまだ選挙結果が公表されていない。
同広報担当は「現在、選挙管理委員会は投票結果の情報を集めている。選挙結果はまだ公式に発表されていないので、虚偽の情報を信用しないように注意してほしい」と述べた。
また、Puthea氏「繰り返しとなるが、選挙プロセスは非常にスムーズで、選挙は自由で公正なものだった」と語った。
総選挙の暫定結果は8月11日に発表され、正式な結果発表は9月11日となる。結果発表が投票後すぐに行われないのは、政党から批判を浴びる可能性を低くするためだという。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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