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7月29日の総選挙が迫るなか、各政党が総選挙に対する予算額を明らかにし始めている。現在、ほとんどの政党が選挙予算を発表しているという。
Grassroots Democratic党は選挙運動に30万ドル(約3300万円)を、League for Democracy党は300万ドル(約3億3000万円)を投入した。
与党のカンボジア人民党(CPP=Cambodian People's Party)は選挙運動に投じた金額を明らかにはしなかったが、党員による支援金の総額を発表した。また、フンシンペック党の党首も同様に選挙運動費用に関するコメントを控えた。
24日、CPP広報担当のSok Eysan氏によると、CPPはカンボジア政府の財源から選挙運動費用を賄ったことはなく、約550万人の党員から毎月1人200リエル(約5円)を集金した分の資金だけでやりくりしているという。
同広報担当は「CPPの党員はいかなる地位についていようとも毎月200リエルを納めなくてはならない。仮に納めなければ、党員であり続けることはできない。CPPの党員は約550万人いるので、大まかな選挙運動費用は想像に難くないないだろう」と述べ、正確な金額を明示することは控えた。今年の総選挙はまだ終わっていないからだという。
Grassroots Democratic党のSam Inn事務総長は同党の選挙運動費用を30万ドル(約3300万円)だと推定している。費用は全て党員からの支援金だという。
また、同事務総長は「選挙運動費用の総額はプノンペン市内と地方におけるものを合わせ5000ドルから3万ドルだと予想される。選挙運動費用はパンフレットの印刷代、シャツ代、帽子代、選挙カーのレンタル代、ガソリン代、また水や食費代に使われている」と語った。
League for Democracy党の党首Khem Veasna氏によると、同党の選挙運動費用は300万ドルだという。プノンペンにおける費用が150万ドルを占め、シェムリアップ州での選挙イベントが4万ドルを占めるという。
同党首は「資金は全て支持者による支援金で賄われている」と述べた。
カンボジアの選挙管理当局のSam Kuntheamy代表によると、ある政党の選挙費用を300万〜400万ドルだと指摘する政党もあれば、他の政党は20万〜30万ドルだと話し、信憑性のある情報がないのが実状だという。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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